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第29話  

Author: リンフェイ
この夜、内海唯花は寝ていても落ち着かず、夢ばかり見ていた。次の日目が覚めると、元気がなかった。

 以前と同じように、彼女は昨晩洗濯機で洗っておいた服を干しにベランダへ向かった。

 その時初めてベランダにはすでに彼女が服を干すための洗濯竿が準備してあって、広々したベランダはいっぱいの花で埋め尽くされていることに気がついた。多くの花は咲いているか蕾をつけているものだった。花の大きさの大小にかかわらず、花びらがたくさんついた八重になっている豪華な花だった。

 内海唯花の関心は直ちにこの花たちに注がれた。

 彼女は服を干した後、昨日の朝買ってきた花用の棚を組み立てて、その上に並べた。

 しばらくの間花たちをいじくり回し、ふと誰かの視線を感じ、パッと頭を上げると結城理仁の漆黒の瞳と目が合った。彼の目つきは鋭く冷たかった。

 結婚して数日過ぎていたおかげで、内海唯花は彼のその冷たい様子にはもう慣れてしまった。

 「結城さん、おはようございます」

 内海唯花は挨拶をすると、すぐに彼を賞賛して言った。「結城さん、お花すごくきれいです。いい仕事するじゃないですか!」

 彼にお願いした事
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Comments (1)
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庄智子
わくわくします。楽しみです。
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